あんこのスイーツ

スイーツ

私はあんこは手作りできない。
何度か挑戦したことはあるが、費用と手間と出来上がったものを総合評価して「向いていない」と思ったからだ。(手作りあんこに罪はない、私の腕の問題だと思う)
それでいつもあんこはその辺で買ってくるのだが
一応こだわりがあって、それは無添加であること。
必ず裏表示を見て、余計なものが入っていないかチェックする。

井村屋の北海道こしあん。
これ本当に素晴らしいと思う。原材料は生あん(小豆)と砂糖のみ。
開けると少し水っぽいので、火にかけて、好みで塩を少し加えたりして使う。
普段の和スイーツも、あんパンを作る時も、お正月のあんこ餅も、我が家はいつもこのあんこだ。

私の仕事が休みだったので、
子ども達のおやつにスイーツを作ることにした。
このこしあん500g1つ税込600円弱。
1日では食べきれず、2〜3品のスイーツになった。
1日目→たいやき、あんパン
2日目→お饅頭

まずはたい焼き

レシピを検索すると、ホットケーキミックスを使ったものをよく見かける。
だけど、私が目指すのは昔ながらのたい焼きなので、
あの独特の味には重曹が必須なのだそうだ。
だから基本の材料(小麦粉、水、重曹)をベースに作る。
何度もたい焼きを作っているけれど、重曹の入れすぎで生地が苦くなるという失敗もあった。
今回は小麦粉100gに対して重曹は2g。だけど膨らむ力が足りないと生地がべたっとする食感になるからベーキングパウダーを1〜2g足した。
ここからは私のアレンジだけど、生地に砂糖と塩を少しプラス。
苦くない、たい焼きらしい味にできた。

中身はあんことカスタードクリームの2種類。
カスタードクリームは手作り。
あんこが4個。クリーム4個。合計8個できた。

そしてお饅頭。
こちらも生地に重曹を使う。
黒糖70gと水大さじ3を小鍋にかけて煮溶かし冷ます。
冷めたら重曹2g(少量の水で溶いておく)を加えて混ぜる。
小麦粉130〜150g程度を混ぜて、冷蔵庫に少し置いて、生地完成。
あとは餡をこの生地で包んで、蒸し器で10分蒸すだけ!

生地つくりのコツは、グルテンが熱で反応しないように、冷ましてから作業すること。

娘達が待ちきれなくて、
「はやく!はやく!」と急かすので、丁寧に包めなかった。
蒸しあがった後もすごい勢いで食べるから、蒸したてほかほかの美味しそうな写真を撮り忘れた。
せいろが一つしかないので2回に分けて蒸した。できたのは10個かな。
包むのを失敗した饅頭だけが残り(食べすぎ!と止めてやっと残った)
しかも冷めているのであまり良い写真が撮れなかった…

余談だが、我が家の夕食は引き続き餅米が続いている。( 間違えて餅米を買ってしまった話 )
【お赤飯】と【中華おこわ】は2度ずつ作ってかなり上手くなった。
さすがに同じものばかり作れないので、
和風味で【ワカメとちくわ】のおこわを作った。残念ながら筍はない。筍も入れればもっと美味しそうだったのに。

作り方は一緒。
米を炊く分量の水分をかなり少なめにして煮立てて、洗い上げた米を入れて煮る。水分が全部なくなったらせいろに移して30分蒸すだけ。
今回は和風なので、水分は(水、かつおだし、めんつゆ、塩、醤油、砂糖少々)で作った。フライパンに水分の材料と、ちくわを刻んで煮立てて作る。
餅米が1合、うるち米が0.5合の配合にした。
せいろで蒸して、仕上げに刻みワカメを入れて混ぜ合わせて完成。

私は正直そろそろ餅米に飽きてきたのだが、
夫と娘達がこのワカメごはんを大絶賛。
あっという間になくなった。