冬は電子レンジが混み合うらしい

冷凍ネタ

冷凍弁当が作れない

そもそも、
高校の食堂に電子レンジがある、というのが珍しいのかもしれないけれど。

秋までは何の不自由もなく手作りの冷凍弁当を持参していた息子だが
冬になった今、
食堂に2台ある電子レンジは大変混み合い、
息子のように温めるのに5分もかかる弁当を持っていくのは迷惑?
電子レンジの列に並んで使ったとしても、食べる時間が大変短くなるらしい。

そうか
普通の家庭が持って行った弁当だって、
寒いから食べる時は温めたいのか。
私がそばにいれば、
電子レンジではなく、サーモスとかの保温弁当をもたせるんだけどなぁ。
もともと電子レンジがあまり好きではない私、
「私がそばにいれば」を何度思ったことだろう。

冷凍弁当を持っていけない
となると、頼るのは学食のみだ。
冷凍弁当を始めたきっかけは、入学したばかりで、混み合う学食争奪戦に参戦できず、食べる席もなく、昼抜きという状態が続いたからだ。
しかし幸い、1年生も終わりに近づいた今は、
上手に立ち回れるようになり、
朝のうちに食券を買い、教室で食べる、という流れができるようになった。
教室で食べる、というスタイルが定着した今は
息子が席を使うことをクラスメイトに知ってもらえたので(当然の権利のはずだが)
食堂に食事を取りに行っているうちにクラスメイトに自分の机と椅子を占領される、ということもなくなったようだ。

親の私がひとつだけ不便?を感じるとすれば
学食の値段が上がったことだ。
年が明け、世の中の物価高騰に合わせて値上げされたらしい。
飲み物と合わせると、一回の昼食に600円ほどかかる。
(それでも世の中の社会人の食事と比べたら安い方だけど)
毎日毎日これを続けると、1ヶ月の昼食代がすごく上がる。
改めて、手作りの冷凍弁当はよかったなぁと思う。
とはいえ
これが普通なのだから仕方ない。
昼抜きなんてされたら心配で私がすごく悩むから、これでいい。

トマト鍋

息子の冷凍庫に弁当を入れなくていい、となると
冷凍庫のスペースにも余裕ができる。
いいことだ。
ならば、普段なら場所をとってしまう鍋料理を遠慮なくストックしよう。

生野菜を冷凍するから袋がパンパンになるのだが、
冷蔵庫の容量を考えたらこんなことはせずに
野菜も一緒に全部トマトと煮込んで仕舞えばこんな風にパンパンにならないのだが
でもこの方が、解凍して作る時も美味しそうなのだ。

最下層のトマトの部分だけは火にかけ調理しておく。
鶏肉は柔らかくしたいから。

人参、玉ねぎも一緒に、鶏肉とトマトを煮込む。
後から野菜を追加することを考えて味付けは濃いめに。

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<材料>
 ◻︎トマト缶やトマトパックなど
 ◻︎オリーブオイル
 ◻︎ニンニク
 ◻︎人参
 ◻︎玉ねぎ
 ◻︎鶏肉
 ◻︎調味料(砂糖、塩、黒胡椒)
 ◼︎具(白菜やキャベツ、きのこ、ウインナーなど)
 ◼︎仕上げに乗せるチーズ

<作り方>
 ①◻︎の材料で、鍋のベースをつくる。
  鍋にオリーブオイルとニンニクを入れて火にかけ、香が出たら玉ねぎ、鶏肉、を加える。
  人参、水、トマト缶、調味料を入れて煮込む。
  濃いめに仕上がるように味をみて、冷まし、ジップロックに詰める。

 ②ジップロックに詰めた①の上に、生野菜などの具を乗せて冷凍する。

   ※食べる時は、ジップロックの中身を鍋に移して煮る。
    仕上げにチーズを入れてもよい。
    〆にパスタを入れるのもよい。

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学生の時の思い出

一人暮らしを始めた大学生の時、
マンションの近くのスーパーに小さな本屋が併設されており、
そこでよくオレンジページを買ってきた。
オレンジページには、実家で見たこともないような料理が沢山載っていて、
私は楽しくて色々作ってみた。
過酷な勉学の合間の、唯一の趣味だった。
しかし、当時の私は
以前ブログに書いたことがある通り、摂食障害という病気にかかり
作っても食べる事ができなかったので(記事はこちら→ ブログ存続の危機
友人や彼氏に食べさせていた。
友人は今でも「あのトマト煮が忘れられないなぁ」と言ってくれる。
確かめっちゃタバスコ入れて辛くしたやつだ。
料理で誰かの記憶に残るってのも悪くないなぁと思う。