#高校生一人暮らし
#田舎から都市へ進学
#遠くで母ができること
#無添加料理
息子の塾は悪徳霊感商法か?
午後6時半が過ぎた。
いつものように息子から連絡がない。
(安否確認の為に、学校が終わったら必ず電話をかけるように言っている)
気になってかけてみると
まだ学校に居て、ベンチに座ってると言う。
声に元気がない。
電話の向こうから、通りすがりであろう女子の楽しそうな声が聞こえた。
連日、深夜2時過ぎまで勉強している息子。
寝不足が続いているだけでも心配なのに、何があったんだろう?
私の心拍数が上がってきた。
訳を聞いてみると、
塾のチューター(大学生バイト)に脅されたらしい。
「やばいよ、やばいよ」と連発され、(やばいって言葉よ…)
このままでは大学落ちるから追加料金を払って個人授業を受けろ、と。
息子「でも…うちは金銭的に難しいと思います…」
と応えた息子に、さらに追い討ちをかけるように、そのチューター(大学生バイト)
は「落ちて、予備校に通う方が金かかるんだからさぁ」と詰め寄ったらしい。
この大学生バイトだけでなく、塾の正社員までも
執拗に何度も個人指導をうけろと息子に言っているようだ。
息子本人は勉強に困っていないのに
精一杯の努力で一生懸命やっているのに
「できていない」と言われて自信喪失してしまったようだ。
不安を煽って追加料金を払えと言う。
息子が金を払うわけではないのに、なぜ息子に言うのか。
彼らははなぜ私に言わないのか。
不安を煽って、弱い立場(未成年)の者に追加料金を払えと言うなんて、
どっかの悪徳霊感商法みたいじゃないか。
1年生。まだ入学して2ヶ月!!
怠惰にしているわけでもないのに
「大学落ちる」などど他人に言われる筋合いはない。
傷つける奴らは平気で簡単に傷つけるが、
こんなに落ち込んだ息子をビデオ通話でなぐさめるのがどんなに大変なことか!
私の怒りはメラメラと燃え上がり、
炎は私の心全部を覆い尽くすようだった。
冷静に、冷静に…
そう思っても心がついてゆかない。
電話をかけた。
だって明日からも塾に行く度に息子に個人授業の圧をかけられたらたまらないから。
子供が傷つけられたとなると、母親は盲目になるのだろう。
私は仕事柄、モンスターペアレントと向き合わなければならない時が何度かあり、
その醜さは身を持って知っている。
我が子が可愛いあまり、起きた事の真相を確かめようとせず、
真偽も確かめずに子供が訴えるそのままの言葉を盲信し、
相手にいきなりトップギアで攻撃してくるのだ。
私はそんな輩に絡まれ、死ぬほど嫌な想いもしたことがある。
私はそうなりたくない…
だからそういうクレーム電話の時には
慎重に子供の話を聞いた上で、相手にも確認をした上で意見を言っているつもりだったが…
怒りのあまりに声が震える。
情けない事である。
きっと相手には私もモンスターに見えた事だろう。
電話の結果、
言いたい事は言わせてもらったが、
相手の話を聞いても
やばいと言った相手は息子の何が「やばい」のか全く把握できておらず
個人授業については、何を息子に教えたいのか?というなんの方針もカリキュラムもなく、
やはり
結局不安を煽って追加料金をぶんどりたかっただけなんだな、
という印象だった。
許し難し。
なんで毎日こうして次々と困難がやってくるのか。
私の人生、穏やかな日が訪れるのはいつなんだろう。
…なんて落ち込みながら、夕飯を作らなければならないのに、動けず座ったままの私。
何作ったらいいのか全く頭に浮かばない。
けれど、子どもは息子だけではない!娘達もお腹を空かせているのだ。
頑張れ私!
とりあえず、冷蔵庫を覗く。
この日の夕食
とにかく頭が働いてないので、
冷蔵庫にある物を手当たり次第料理してしまった。
思考回路は「野菜も食べさせなくちゃ」のみ笑
…という訳で、何種類もの野菜を使った夕飯ができた。
- マスタードチキン
片栗粉をまぶした鶏肉を揚げ焼きにして、ソースと和える
<ソースの材料>粒マスタード、マヨネーズ、はちみつ、ケチャップ少々 - ポテトサラダ
<材料> じゃがいも、マカロニ、きゅうり、ハム、玉ねぎ
味付け…マヨネーズ、無添加野菜だし(あれば) - 白菜と豚肉の中華あんかけ
炒めて味付け、最後にとろみをつける。
<材料> 白菜、豚肉、人参、玉ねぎ、ニンニク&生姜
味付け…塩、胡椒、砂糖、ごま油、オイスターソース、醤油、水
他… とろみ用の水溶き片栗粉
なんかおかず多い気がするけど、
外食せずに済んでよかった。