#新参者は学食利用も困難
#昼抜きで18時まで学校
#我が子が食べられないのは自分が食べないより遥かに苦しい
<4月>高校生活3日目 今日は昼食食べられたんだろうか?
「今日は学食食べられた?」
ひとりぼっちの息子へ毎日の電話、息子が出ると真っ先に聞いてしまう。
(昨日は食べられなかった)
放課後は真っ直ぐ学校内の塾に向かう息子。育ち盛りが日が暮れる18時過ぎまで何も食べれないのだとしたら私にとっては一大事だ。
「学食、ダメだった…」
は!?なんで?!思わず声を荒げてしまう。
(辛かったのは息子の方なのに、私が取り乱してどうするんだ…)
息子と少し険悪になってしまった。
席がいっぱいで座る所がなく、皆グループで座っている為ぼっちが入る席はなく、食事が終わった後も皆食堂に居座り談話していて席が開かない、との事。
でも息子は前日の私のアドバイス通り、
「学食がダメならせめて購買でパンを買って食べなさい」を実行してくれたらしい。
「パンは食べたんだからいいじゃん!僕何が悪かったの?!」
冷静に考えればその通りなのに、心配のあまり私の思考回路は普通じゃない。
私の脳内↓
なにが悪かったの?
毎日これだったらどうしよう
毎日菓子パン食べろってこと?友達いないから悪いの?
学校に相談しようか?高校生にもなって親が電話とかおかしい?
…そんな独り言が私の頭の中をぐるぐる。
(いくつか声に出てたと思う。)
一番辛いのは息子なのに、私は自分が苦しいあまり、温かい言葉を選べなかった。
今日は長女の誕生日なのに、
長女のご馳走も作ってる途中なのに、パニック状態。
自分でもやばいと思ったので一旦電話を切り、落ちついて対策を考える。
お弁当も冷凍できるんじゃないか?!
どうする私。何ができる?
スマホで頭に思い浮かぶアイディアを検索しまくる私。
そして「冷凍弁当」というものにたどり着く。
容器に詰めたご飯の上におかずを乗せて、そのまま冷凍するというお弁当。
食べる時はレンジで容器ごと温めると言うお弁当だ。
(なるほど!こんな方法があるのか!!)
そこまで検索した頃に、やっと私の気持ちが落ち着き、
息子に「さっきは取り乱してごめんね」のメッセージを送る。
息子からは「明日もチャレンジしてみるから」という返事。
神様どうかどうかと願うばかり。
大好きなチゲ鍋を冷凍する
辛いもの好きの我が家の『家庭の味』
息子からのリクエスト「辛いものが食べたい…」とのこと。考えてみればチゲ鍋だって冷凍できるじゃないか!
- 豚肉
- (A)生姜、にんにく
- (A)ごま油
- (A)赤唐辛子
- (A)トマトピューレ
- (A)パプリカパウダー
- (A)砂糖、塩、めんつゆ、味噌、コチュジャン
- 魚介類(ベビーホタテやあさりなど)
- 野菜類
- 油揚げ(あれば)
- 豆腐やうどんなど
※詳しい分量や作り方は省いております
※(A)は鍋つゆのベースとなる材料です
①薬味から炒める
豚肉、薬味(生姜&にんにく)ごま油、など
②味付け
赤唐辛子、トマトピューレ、パプリカパウダー、砂糖、塩、めんつゆ、味噌、コチュジャンで味付けする。ペースト状になったら具材を入れて馴染ませ、野菜から出る水分を見た上で水を加えて煮る。
これでベースは出来上がり。
③ 完成!
<すぐ食べる場合>
豆腐やうどん等、その他のお好み具材を加えて煮立てて完成。
<冷凍の場合>
ジップロックに入れて完成!
豆腐やうどんは解凍後、煮立てた後に入れる。(適宜水を足しながら)