息子のアパート冷凍ストック補充

　＃高校生男子一人暮らし
　＃田舎から都市の進学校へ
　＃家事力ゼロでもなんとかなる
　＃遠くで母ができること
　＃無添加手作りにこだわる

息子が帰ってきた

都市で一人暮らしをする息子と、我が家の距離はバスで２時間半である。
バス代は片道2000円もかかる。
本来おいそれと帰っては来れない距離だ。
けれどもまだ１５歳の息子は家が恋しくてたまらない。
元々、家族と家が大好きな息子だが、加えて
日々の学校生活が勉強勉強の過酷な毎日というのもあって、
３週間〜１ヶ月に一度は実家に帰ってくる。
こちらへ戻ってくる時はバスで。帰り道は私が車で送る、というのが定番だ。

私としても、食事の冷凍ストックを息子のアパートに補充する都合もあり、
このペースがちょうどいい。

息子は不器用でめんどくさがりである。
もし私が車で食料持参しながら送って行く、という方法を取らずに
バスで帰らせ、食料は宅急便で送ったとしても、
息子は小さな冷凍庫にパンパンに冷凍食を詰めるなんて事はできそうにないのだ。
ケチな私は、宅急便代で少量の食料を送る事はできず、送料かけるなら大量に…と思ってしまうから。

どのくらいパンパンに詰めるかと言うと、
このくらいである。

アパートのキッチンは薄暗いのでボヤけてしまったが
これで大体３食２週間以上はもつ食料だ。

下の段に見えるタッパーは冷凍弁当。
冷凍弁当は場所を取るから、４個（4日分）程入れるので限界だ。
あとは学食でなんとかしてもらうしかない。

上下の段の隙間には手作りパンが詰めてある。
パンは２０年以上手作りしているので、
その辺のパン屋には負けない美味しさだという自負がある。
なにより無添加で、良い素材を使うパンだから
子ども達も市販のパンに興味を示さない。
冷凍庫から出して、解凍後はすぐに焼いて食べられるように、
ホットドックにしたり、チーズトーストにしたり、工夫をこらす。

写真には写らなかったが、
味噌玉も冷凍してある。お湯をかければ無添加の即席味噌汁だ。

そして下段の大量のジップロック。
息子の毎晩のおかずだ。
本当は電子レンジが好きではないので、あまり使わせたくないのだが、
一人暮らしにそんな事は言っていられない。
とはいえ、あまり電子レンジに頼らないように、
なるべく直火で煮たり焼いたりするように、
「焼くだけ」「煮るだけ」の味付け肉と野菜を１食ずつパックしてある。

コストコで買い出し

今年の1月、息子の通塾の為に母子で車上生活をしている時、
待ち時間にふと「コストコ」が浮かんだ。
そこから我が家のコストコ生活が始まって、早半年になる。
まだまだ新参者だが、
息子のアパートに行く度に帰り道にコストコに立ち寄り、大量買いをするという流れになっている。

コストコはとにかく商品が大量である。
全てがスーパーでは見かけない量が売られている。そして安い。
初めは「こんなに食べ切れるだろうか？」と不安になったが、
冷凍庫があるので、むしろその量が良いのだと納得した。

余談だが我が家は大変燃費の悪い一般的なミニバンに乗っている。
生活に余裕があるわけではないので、家族５人＋犬、その１台でなんとか暮らしている。
（公共交通機何のない田舎暮らしには車は必須アイテムなのである）
燃費の悪いそのミニバンで、スーパーに買い物にちょいちょい行くと
ガソリン代も結構かかるのだ。

なので、コストコでまとめ買いをすると
スーパーに行く回数も減るし、
なにより
大量の食材を買った時点で数日分の献立も一気に考えて保存するので
毎日の食事の支度が劇的に楽なのだ。

本当は冷凍庫を買い足したいくらいだ。

と最近は思う程に
コストコを活用している。

ただ、
コストコに行った日は、帰宅後が大変だ。
なぜなら一刻も早く冷凍庫に保管しなくてはならないから。
肉に関してだけ言うと
初めはただ小分けして冷凍していただけだったが、
最近はあらかじめ味をつけてから冷凍した方が美味しくて便利なのだ。
ニンニクや生姜をすりおろしたり、玉ねぎを切ってまぜたり…
１時間以上かかる大仕事。
長距離運転した後、家族の夕食の支度をしながらは正直大変だが
頑張るしかない！
これでも一部なのだが、こんな感じになる↓