#高校生息子ひとり暮らし
#冷凍ストックで毎日の食事をサポート
なんでもない日常が幸せ
3週間の夏休みを終えて、息子を都市に送り出す日が来た。
夏休みは大変穏やかで、本当に幸せに感謝しながら過ごさせてもらった。
特別どこかに出かけたりした訳ではないが、
家族が揃ってみんなで美味しく食事ができて、
くだらない事で爆笑して、
当たり前にある日常を楽しんだ夏休みだった。
そんな息子が家に居る日常が「普通」になってしまって、
また一緒に暮らせなくなるのかと思うととても寂しい。
家族の安全(特に離れて暮らす息子の安全)を、感謝と共に毎日神棚にお祈りする。
寂しい気持ちと心配な気持ちは神様にお預けして、
また私もいつもの日常に戻ろうと思う。
さて、冷凍庫は息子の準備でパンパンだ。
夕飯のおかず系は、生肉を何度も冷解凍するのが嫌なので、
肉を買ってきたその日に調理して冷凍してある。
だけど、お弁当は少しでも長持ちさせる為に、息子が出かける直前に作って冷凍するのだ。
今月の冷凍弁当
息子の一人暮らし用の冷蔵庫は、せいぜい弁当4つが限界なので
(他に夕飯や朝食のストックも冷凍してあるし)
最近の私は4つの弁当を作る事にしている。
同じ物4つなら尚簡単だけど、1週間同じ物を食べ続けるのはなんだか可哀想だから。
今回はチキンカレー弁当をひとつ作った。
チキンカレーはこだわりがあって、できるだけインド料理屋さんのカレーに近づくように作ってある。
遠い昔、大学で上京して初めてインドカレー屋さんでカレーを食べてから
それまでスーパーのカレールウで作るカレーの味しか知らなかった私は衝撃を受けた。
それからインド人のレシピ本を読んだり、スパイスを色々買ってみたり…40歳過ぎるまで色々試行錯誤してカレーを作ってきたが、
昨年このスパイスミックスというのだろうか?インドで言うカレールーのような物らしいが、
いかにもインドの商品という感じがして
買う時には少し勇気が必要だったのだが、買ってよかった!
これに出会ってから、無駄に悩みながら自分でスパイス調合して試行錯誤したり、
良し悪しの分からないインドカレー店のミックススパイスをネット購入したり、
そういう事から離脱した。
これ、添加物とか一切なく、
本当にスパイスをミックスしてくれているだけなのだ。
しかも一箱買うとかなり何回もカレーが作れる。コスパ良し。
インドカレーに全く抵抗ない夫や私や息子はこれだけで美味しいカレーが作れるが、
学校給食で日本のカレールウに慣れてる娘たちには
市販のカレールウにプラスするように作ったり。(そうすると凝った味のカレーになる!)
大活躍なのだ。
今回のレシピ
<ビビンバ風弁当>
◻︎ごはん
◻︎小松菜、もやし、にんじん(ナムル:肉の下に敷く野菜)
◻︎牛肉や豚肉など
◻︎↓焼肉のタレの材料↓
ニンニクすりおろし、玉ねぎすりおろし、胡麻、胡麻油、醤油、砂糖
はちみつ(あれば)、コチュジャン(お好みで)
【作り方】
①お弁当箱(レンジ用のタッパー)にご飯を敷き詰める
②ナムルの野菜を茹でて、ポリ袋に入れて味をつける。
我が家は…砂糖、塩、胡麻油。無添加に拘りなければ中華味を少し入れても。
③焼肉を作る。胡麻油で肉を炒めた後、タレの材料を煮からめる。
④それぞれの材料の粗熱が取れたら、ナムルの水分をできるだけ切ってご飯の上に乗せ、
更に上に焼肉を乗せる。冷凍庫で凍らせて完成!
<チキンカレー弁当>
◻︎ごはん
◻︎チキン(胸肉でも、もも肉でもOK)
◻︎玉ねぎ
◻︎ニンニク、生姜のすりおろし
◻︎カシューナッツ
◻︎トマトピューレ
◻︎カレースパイス、カレールウなど、なにかカレーの素
【作り方】
※前日から、カシューナッツを水に浸しておき、
柔らかくなったらハンドミキサーなどでペーストにしておく。
①カレーを作る。玉ねぎとにんにく、生姜を炒める。
②食べやすい大きさに切った鶏肉を①に加えて炒める。
③カレースパイスを加えて炒める。砂糖と塩で薄く味つける
(スパイスがなければ③は省いても可)
④トマトピューレ少々、カシューナッツペースト、水を加えて弱火で煮る。
⑤味が物足りなければカレールウを加えて完成。
⑥ご飯の横にオーブンペーパーを敷き、カレーを添えて冷凍する。
<ソースやきそば弁当>
◻︎人参、玉ねぎ、ピーマン、もやしなどの野菜
◻︎豚肉
◻︎市販の焼きそば袋
◻︎砂糖、塩、胡椒
◻︎紅生姜、青のり(仕上げ用)
【作り方】
①フライパンに油を熱し野菜と肉を炒める。砂糖、塩、胡椒で軽く味つけ。
②野菜類を一旦取り出して、空のフライパンで麺を炒める。付属のソースで味付け。
③麺のフライパンに野菜類を戻し入れ、炒め合わせる。
④弁当箱(レンジ可タッパー)に詰めて、仕上げに紅生姜と青のりを飾る
<きのこの和風パスタ弁当>
◻︎きのこ(しめじ、えのき、などお好みで)
◻︎玉ねぎ
◻︎ニンニク
◻︎ツナ缶
◻︎調味料(めんつゆ、バター、塩こしょう)
◻︎パスタ
【作り方】
①フライパンにニンニクのスライスと油を入れて弱火にかけて香を出す。
②↑のフライパンに玉ねぎ、きのこを加えて炒めて、調味料(めんつゆ、塩胡椒)で味をつける。
③別の鍋でパスタを固めに茹でる(アルデンテ程度)
④茹で上がったパスタを、具材のフライパンに入れて軽く炒める。
⑤仕上げに、油を切ったツナと、バターを混ぜ合わせて完成。
※「ツナは火を通し過ぎると臭みが出てくるから料理に加えるなら最後がいいよ」と
イタリアンレストランのシェフに教わった。
出発の日のお昼ご飯
近所のスーパーで、盛岡のぴょんぴょん舎の冷麺が売っている。
辛い物好きの息子は、夏に食べる冷麺が大好きだ。
一人暮らしで私の冷凍料理ばかり食べているから、こういう冷たい系の麺が食べたくなるのだそうだ。
ぴょんぴょん舎の冷麺は少し高めで、
私が自分で食べるならもっと安い冷麺にするんだけど、
息子の事となるとどうしても奮発してしまう…。
食べ盛りの高校生は2人前の冷麺をぺろっと食べてしまうんだよなぁ。
それでも外食するよりは安く済むから、やっぱりお家で食べるの大好きだ。
それにしても冷麺って何乗せるのが正解なんだろう?
おなかいっぱい食べて、「行きたくない」と寂しそうな息子を送り出した。