一人暮らしを始めた高校生息子の食生活をサポートすべく
4月から冷凍ストックを作り続けている私。
息子の冷凍の補充は大体2週間に一回…という流れで定着した。
2週間分の夕飯と、朝食のパン、そしてお弁当をぎゅうぎゅうに詰め込む。
(我が家は朝食のパンも手作りだ)
起きて自分で朝食のパンを焼き、
学校に行って冷凍のお弁当を食べ(時々は学食を利用したり)6時頃まで勉強。
帰宅して米を炊き、冷凍ストックを調理。
また勉強してお風呂に入って洗濯をして寝る。
…という生活を淡々とこなしている息子。
たった一人で頑張っているからせめて
学校では友達と楽しく過ごしてほしいけれど、入学してすぐに友達のトラブルに遭い、学校生活を共に過ごす仲良しを作れないまま今に至る。
それでも明るい声で話してくれるから、本当に強いと思うし誇らしい。
私の仕事は、息子に精一杯おいしいご飯を作るのが応援の一つだ。
そんな息子から、珍しくまた作ってほしいというリクエストがあった。
それはバジルのトマトパスタ(のソース)
辛いもの好きな息子に合わせて唐辛子もたっぷり入れたやつ。
「またあれお願い」
と言われて、思わず「えっ!!」
…だって、そろそろ生バジルが出回る時期が終わるんだもん。
都会なら年中あるのかもしれないが、
うちのような田舎は産直のコーナーで探してこないといけないのだ。
私はすぐにスーパーの産直コーナーに向かった。
まだあるのかな…
そして奇跡的に見つけた!多分今年最後のバジルだろうなぁ。
バジルが傷まないうちにすぐに調理を始めた。
バジルのトマトソース
<材料> ◻︎生バジルの葉
◻︎ニンニク
◻︎トマトピューレ缶(パック)
◻︎しめじ(あれば。なくてもOK)
◻︎ベーコン
◻︎オリーブオイル
◻︎玉ねぎのすりおろし
◻︎唐辛子(お好み)
<作り方> ①フライパンにたっぷりのオリーブオイル、ニンニク、ベーコンを炒める。
②香が立ったら、しめじを炒めて、お好みで唐辛子を加える。(②はお好み)
③トマトピューレをたっぷり加えて、すりおろし玉ねぎも加える。
④少々煮込んだら、砂糖と塩で味をつける。仕上げに生バジルをたっぷり加えて完成。
トマトピューレどの位?
私はソースたっぷりのパスタが好きだ。
特にトマトソースはソースが少ないとナポリタンのような見た目になってしまってガッカリする。
息子はパスタが大好きで1.5人前のパスタを茹でるし、栄養もつけてほしいから、このレシピのトマトピューレは息子1食分で1パック使っている。ソースがたっぷりの贅沢パスタソースだ。
でも普通の人ならトマトパック2人分のソースになるのではないかな。
ちなみに私が使っているトマトパックはこちら↓
冷めたらジップロックに入れて冷凍↓
食べる時はフライパンで温め、茹でたてのパスタを絡めて完成だ。
フライパンで温める際に、少し水を足すか、パスタの茹で汁を少し加えて好みの濃度に調整すると良い。
お墓参り
トマトソースを作りながら、
お墓参りに持って行く煮物を作った。
私は訳あって、お盆やお彼岸ズバリのその時期にお墓に行く事ができない。
秋のお彼岸は過ぎてしまったがご先祖様達に会いに行こう。
子どもの頃は面倒な行事でしかなったお墓参り。
お墓参りの日は決まって両親がイライラしていた。
しかもお墓に眠っているのは幼い私の知らない人ばかり。
今は、懐かしい顔が何人も浮かぶ実家のお墓。
あの頃と変わらず、顔も知らないご先祖様達も眠っている。
嫁ぎ先のお墓では私はただの余所者。立派な嫁もできてないから嫌われてるかな?
だけど子ども達の大事なご先祖様。
私の先祖も、夫の先祖も、きっとみんなみんな
私や家族を守ってくれてる。
だって私がもしこの世を去っていたら、今この瞬間も絶対子孫達を応援して守るもん。
いつもありがとうの気持ちを込めて。