2、3日分のストック

夕食メイン

バスで帰る息子

週末、息子が帰ってきた。
2泊してまたすぐ地方都市に戻らなくてはならない。
交通手段はバスなのだが
直行便ではなく、バスはあちこち止まりながら寄り道しながら向かうので、
そう簡単には着かない。片道3時間弱かかる。
帰ってくるのはすごく嬉しいし、娘達も大喜びだけど、
せっかくの休みに、バスに3時間近く揺られて疲れるんじゃないか、
アパートでゆっくり週末を過ごした方がいいんじゃないか、と思うのだが
息子本人は全く苦にならないらしい。
それより家に帰るのが嬉しいのだと言う。

そんな息子の為に、私の週末は料理尽くしの週末だった。
息子は妹達や愛犬と、たっぷりリラックスして楽しく過ごし、
心身共に充電しているようだ。
アパートに着いてから夕飯の調理しなくてもいいように、
できれば明日と明後日も、ご飯のおかずに困らないように、と
ついついあれこれ持たせてしまう。
バスで大荷物、重いだろうに…
食料を大量に持たせる自分、昔祖母が母にそうしていた姿、母が私にしてくれた姿、
なんだか重なって、自分もすっかり歳をとったなぁと思った。
なんでも買えば済む都会に向かう息子に、
どっさり手作り渡すなんて、田舎のおばちゃんだなと。

息子に持たせる食料

さて私は朝から大忙し。
なにしろ家族の朝食、昼食を作りながら息子に持たせるストックを作るのだから。
本当は昨日のうちに作っておきたかったのだが
私が車で運ぶのとは違い、手荷物でバス乗車だから保管状態は良くない。
保冷剤を入れても少し心配なくらいなので
前日に作り置きするわけにはいかなかったのだ。
送り出すその日の朝から調理するしかないのだ。

まず、朝食用のパンを焼く。
これは息子のためだけではなく、週明けからの家族分だ。

作りたい物が多すぎて、パンに手間暇かけられないので2種類だけ。
ハムチーズパンと、あんこパン。
あんこパンにクリームチーズも入れればよかったと後悔。

そして息子のストック。
アパートに着いたらすぐにレンジで温めて食べられるように
洗い物が少なく済むように
電子レンジ用の容器に入れる。

◻︎シチュー
◻︎チキンカツ
◻︎コロッケ
◻︎とんぺい焼き
◻︎鶏胸肉のテリマヨ
◻︎ピラフ

「とんぺい焼き」以外は
食べきれなさそうならそのまま冷凍庫に入れてOKな物ばかり。
とんぺい焼きは卵焼きなので、冷凍するには少し心配。
卵焼きは工夫しないと冷凍した後食感が変わってしまうからだ。
今回は冷凍を想定してない卵焼きなので、
冷凍はせずに、今日明日中に食べてもらう。
本当はシチューもあまり冷凍向きではないけれど
(大きく切った人参やジャガイモの食感が変わってしまうから)
あまり気にしなければ冷凍→レンジでも問題ない。

「家(実家)に帰ると品数が多いなぁ」と言う息子。
アパートでは私の作った冷凍ストック(おかず)1品と、
自分で炊いた土鍋ご飯。
冷凍ストックの味噌玉(味噌汁)
…という常に3品なので、
帰省した時の品数の多さに改めて感動するのだろう。
(娘達それぞれの好みに合わせて作ったり、栄養バランス考えたりすると品数が増えてしまう…)
だからせめて、今回のように実家からアパートに戻る日や
私が息子のアパートに滞在する日は
一人になった後でも、品数多く食べれれるように
できるだけ色々作ってあげたいなと思う。